2020・11・20

石村良子代表「春風館の張り交ぜ屏風」

 

今から10年以上前 金屏風を買いに京都まで行った、その時目に入った張り交ぜ屏風、照蓮寺という字が目にはいった 当時は古文書教室で梅颸日記を読んでおり照蓮寺という言葉にひかれたのと雰囲気が良かったのでボロかくしにと、ついで買いした。

当時古文書教室に在籍中の見延さんに おとしさんという人宛の張り交ぜ屏風を買った話をしたところ 「たしか、春風先生の娘がおとしだったよ」という。

屏風は宛先はおとしだが、差出人が ちち、はは、あね よりになっており、ちょっと見ただけでは春風一家の物とは判別できない、あれから20年今も判別できないところが有るけれど内容が面白いので 紹介したいと思う。

1枚目は春風先生より次女お紀(おとし)主人への手紙

御親父様 此の節 竹原にお出かけのように思い立れた御様子、先達てもそのように聞かされ 長々心待ちにいたしておりました。

住吉祭には御出も下さるかと思いましたが それもなく御噂しておりましたのに残念です。 さて、 この節は暑気もまし、屋根普請にとりかかり是も長雨にて處々いたみましたので、屋根かわらを置き替えようと思っております 甚だ取さばいておりますが 近日の内には普請も終わり秋気も催し暑気もゆるむはずですので、その節にお出ましくださる様お待ちいたしております   已上

 

2020・10・20

石村良子代表「山陽狂」

 

今更に 坂本箕山「頼山陽」序文を読む。頼元緒(以下敬称略)頼龍三、大熊重信、徳富蘇峰等々そうそうたる人物が序文を寄せている。

 

自序には、この本を書くにあたり「先ず頼家の募蹟に詣で 春水の碑を洗い、古賀精理の碑文を鉛筆もて一字毎に苔を彫りて写し 依って以って遺族を知り(中略)、、、、、頼彌次郎氏が所蔵の春水日記、梅颸日記、山陽自筆手簡、その他の材料を与えられたる、当時生存中で有った聿庵夫人が直接予に語られたる(後略)、、、、最後に蓋し私は山陽癖を

広島陸軍幼年学校教官頼彌次郎先生序文
広島陸軍幼年学校教官頼彌次郎先生序文

通り越して、山陽狂となっているといってよかろう」と締めている。聿庵夫人やその弟子にも話を聞いたとは こちらも今更、江戸と明治はつながっているのを自覚した。

 

2020・10・5

久保寺辰彦さん「頼山陽の書簡」

 

お久しぶりです。久々に山陽の書簡を投稿します。内容からすると、文政7年、母梅颸が上京している期間の書簡のようです。解読は木崎愛吉がしているようですが、念のため活字でも書いておきます。


 

昨日自此方申上させ候處、貴家も今日の義被仰越候よし、忝奉存候

山鼻の螢、妙と申事ニて、今日アタリ盛なるべし 幸梅中の晴ニ候へバ、

老母家内ども皆参可申哉と奉存候

貴家思召御座候ハゞ、何卒御同道仕候へば相楽

よろしく候が、子供ヤカマシク其段御気毒御座候へども御答待居

申候 右の趣ニ候ヘバ貴家ヘハ其内可罷出候 十三日

も只今ニてハ先無差支候 頓首

十一日

尚々芙蓉根 より芽、出候て上からは出不申候 上の右茎ハ切て仕舞

候てよろしく候や、御教示可被下候

大くら様 良井

又、尚々べんとう、有合ざっといたし、先ニて小

小魚ニても買可申哉と存申候

 

多分、間違い等あると思います。赤字は木崎さんは「白」と書いていますが

それで意味は通るのでしょうか。

いろいろ、不明な点はありますが、今後ともよろしくお願いします。

 

2020・9・17 近砂敦さん「個人所有の山陽と雲華の資料」➁

2020・9・16 近砂敦さん「個人所有の山陽と雲華の資料」①

 

15日の午後、行橋の地方史のボスから築上町教育委員会の高尾栄市氏にお会いし、帯域にわたり地方史の話をし、資料をいただきました。

その中に高尾氏個人所有の中に山陽と雲華の資料があり、お送りします。


2020・6・16 麻生由紀さん「頼杏坪を紹介する冊子」

 

昨日付のインターネットで、次の記事が出ていました。

 

庄原市山内町の山内自治振興区は、早駆け馬神事で知られる日吉神社と、江戸時代に地域の代官を務めた頼杏坪を紹介する冊子「日吉神社と頼杏坪」を作製した。1000部 (中国新聞デジタルより)

 

2020・6・11 

向田邦子が笑った「鞭声粛々」

 

作家の向田邦子が子どものころ、頼山陽の「「鞭声粛々」の部分を聞くと必ず笑い出し、父親から叱られた理由とは…。

 

向田邦子の想像力が垣間見えて、こちらも笑ってしまう。


 北海道新聞 20・5・4
 北海道新聞 20・5・4

2020・6・7 久保寺辰彦さん「贋作」

 

頼山陽が岡田半江にあてた書簡です。上は「頼山陽の手紙を読む」の第3巻にある木版のもので、下は偽物と知りつつ勉強のために購入した書簡です。

やはり、全体的に偽物の方がバランスが悪く、同じように書こうとしながらも、下で詰まってしまうところが見受けられます。

それでもよく特徴を捉えて上手に真似をしていると思います。

上の書簡を知らずに、下の書簡だけ見せられたら、う~ん微妙と思いつつも判別は難しいかもしれません。

それにしても、人気があるせいか偽物が多いですね。

ホームページ編集人  見延典子
ホームページ編集人  見延典子

 

「頼山陽と戦争国家

国家に「生かじり」された 

ベストセラー『日本外史』

『俳句エッセイ 日常』

 

『もう頬づえはつか      ない』ブルーレイ

 監督 東陽一

 原作 見延典子

※当ホームページではお取扱いしておりません。

 

 紀行エッセイ

 『私のルーツ

 

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