石村良子代表のブログです。

床軸は頼山陽の知友中林竹洞、鷺と蓮図(右の写真)

科挙合格を意味する「一路連科」の鷺と路、蓮と連の音を合わせて、科挙合格の意味も込められた)

2019・5・27

瑶甫会茶会

 

五月二十六日 ネットワーク10周年でお世話になりました不動院で 煎茶会がありました

 

瑶甫とは戦国時代焼失した不動院を復興した安国寺恵瓊の道号だそうです

 

左の写真

真ん中三癸亭賣茶流若宗匠、奥三谷春潤子様、前石村

 

 

 

 


2019・5・22

私の有松絞り

 

有松絞りの日本遺産認定おめでとうございます

山根さんの、信念の下積極的に活動される姿は、何ともうらやましく尊敬いたします。

私の40年前の有松のショール今だ現役です、絞りがのびてません、さわりが何ともやさしく光の当たりで色に微妙な影が出来ます。

 

 


2019・5・18

カープ新人祈願の湯 

浅野公湯治湯

 

湯の山温泉に行く。浅野候の入られた湯殿には入れないのが残念(右)。殿様の湯なら有難さも格別だと思う。

その後、湯の山温泉(左)に入って帰りました。いい湯です。大人350円子供150円。

打たせ湯があり、カープの新人も18日恒例の入湯。

湯の山明神社の本殿では鯉の滝登りが見られる(下)

 

「女湯の跡も確認され、また湯屋の板壁には、入場者の墨書の数々が残され 当時の姿をよく伝えている」とある。見たいものです(左)


ポリマー紙幣:1988年オーストラリアで最初に発行され、現在20か国以上に広がっている。紙幣と比べて製造コストは高めになるが耐久性は5倍、高度の技術が必要であるため偽造防止効果が高い。

 

2019・4・20

紙幣と花月煎茶席

 

 

昨年頼山陽ネットワーク九周年 花月の煎茶席、茶代としてもらっものに見慣れぬものが。5ポンドのポリマー紙幣、

 

5年後の紙幣刷新 日本でもポリマー紙幣(プラスティック紙幣)が導入されるか注視していたが、今回見送られた。


2019・4・1

習い事 昭和17年

 

古文書教室では頼梅颸の「遊洛記」春風館蔵書版を読み終えた こちらは帙に入っており梅颸も遊洛記の文字もなく「昭和17年照子内親王(昭和天皇第一子)御内覧」となっているという。照子内親王は第2次世界大戦中の翌年18年結婚されている。

 小学3年の煎茶初稽古
 小学3年の煎茶初稽古

写真裏の検閲済み印
写真裏の検閲済み印

 

このごろ花を習いに行っての帰り 非国民と袂を切られた、など年配の先生から聞いたことがある。この頃のお師匠さんは気概を持っておられたものだと感心する。


 昭和17年広島公会堂?茶会写真
 昭和17年広島公会堂?茶会写真

京都三条の骨董屋で買った 古い中国こぎん刺繍を切り取ったもの 刺繍は勿論、糸を切らず切り取る技術も素晴らしい 紙に貼り売っていた。

袱紗を縫う、絹を縫う針は全国針生産量90パーセント

 

以上の広島針。浅野時代より300年の伝統。広島北部「たたら製鉄法」による鉄を太田川を利用し広島に運び、発展してきた。

 

この所は頼杏坪さんの代官時代の古文書で勉強した。

 

 

2019・3・27

癖(へき)

 

富岡鉄斎は蘇東坡を敬愛するあまり「東坡癖」「東坡同日生」の印まで作っている。

 

石村の癖は、「骨董収集癖」回りは「ガラクタ収集癖」と言います。

 刺繍とは思えない豊かな顔の表情
 刺繍とは思えない豊かな顔の表情

縫った袱紗にボンドで貼り付け完成…後は汚れ防止の防水加工


清時代文人な柄の中国刺繍、     名もなき名人作
清時代文人な柄の中国刺繍、     名もなき名人作
  戦前の古い日本刺繍を切り取って                      別の布に石村が貼ったもの
  戦前の古い日本刺繍を切り取って                      別の布に石村が貼ったもの

2019・3・23

習い事

 

私は習い事世代で、当然のように色んな習い事をした

切りばめで作ったマイ箸いれ 
切りばめで作ったマイ箸いれ 

家業である茶華は勿論 洋裁 料理 刺繍 書道 鎌倉彫、英会話、木目込み人形 現在は南画 古文書 とにかく何か習ってないと落ち着かない。

 


2019・3・18

めぐり逢い

 

私の属する煎茶道三癸亭賣茶流は今年創流120年を迎える

広島支部の総会茶席を弟子が担当することになり、茶道具を出し合うことになった。

20年前ある方から譲ってもらいそのままになっていたという。遊外居士は賣茶翁、石心は父の号 

 

「ボロボロですけど使えますか」と持ってきたのが60年前の己亥、父58歳の書だった。

 
 

 高士聴松の図
 高士聴松の図

2019・3・14

聞酒(ききざけ)(もん)(こう)さらに(ちょう)(しょう

 

 

先日の頼山陽史跡史料館「桃の節句茶会」で聞香席を設けた。

伊東深水の作品 聞香の場面
伊東深水の作品 聞香の場面

香席では香は嗅ぐとは言わない。どうやら「集中して嗅覚味覚で判断するとき」この聞くという言葉を使うようだ。


文人画題には「高士聴松の図」というのがあり、こちらは曖昧さが何とも好ましい

ホームページ編集人  見延典子
ホームページ編集人  見延典子

 

「頼山陽と戦争国家

国家に「生かじり」された 

ベストセラー『日本外史』

『俳句エッセイ 日常』

 

『もう頬づえはつか      ない』ブルーレイ

 監督 東陽一

 原作 見延典子

※当ホームページではお取扱いしておりません。

 

 紀行エッセイ

 『私のルーツ

 

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