芸陽堂

住所:〒730-0823 広島市中区吉島西 1-21-15-102

店舗番号:090-7058-6161
ホームページ:
https://geiyodo.com/

2024・7・27

畔柳僚太さん

「芸陽堂オープン」

 

この度、新芸陽堂が81日にオープンすることとなりました。
お時間がありましたら、ぜひご来店いただければ幸いです。

頼山陽煎餅
頼山陽煎餅

2024・7・4 

見延典子 ⇒ 久保寺辰彦さん

「原采蘋と頼采眞(佐一郎)」

 

 小谷喜久江さんの『楊花飛ぶ』を拝読中です。よく調べられていますね。また少なからず原采蘋研究者がいることにも驚きました。以前、同じく原采蘋を描く某作家の小説を読んでガッカリした記憶があります。実在した人物を書くには念入りな調査は必要ですね。


  さて、原采蘋と頼采眞(佐一郎)について調べるため、文政10年8月、9月の『梅颸日記』を開いてみました。

 『楊花飛ぶ』で、原采蘋が夜に頼采眞(佐一郎)を訪ねたという9月1日、なんと、頼采眞は痔通で勤めを休んでいます。もちろん伯母梅颸の手前「仮病」をつかったという考え方もあるのですが、もしほんとうの「痔痛」であれば、恋愛どころではなかったかもしれません。

 

2024・7・3 

久保寺辰彦さん「訂正、原采蘋と恋仲にあったのは・・・」

 

本日、小谷さんから電話で訂正がありました。原采蘋と恋仲にあったのは聿庵ではなく杏平の息子、采眞の間違いでしたと。

聿庵と采蘋の関係については、花本学芸員にも確認しましたが、リストを見る限り、そのような資料はないとのことでした。まあ、恋仲ではないので、なくても当然の結果ですね。

ただ采真も妻帯者だったので、采蘋との間に恋愛感情があったとしても

隠そうとしたでしょう。となると関連する資料をが出てくるのは難しいのかなと思いました。

 

2024・7・2

見延典子 ⇒ 久保寺辰彦さん「頼聿庵と原采蘋は恋仲にあった?」

 

 お尋ねの「頼聿庵と原采蘋は恋仲にあった?」の件です。原采蘋については父の原古処とともに『頼山陽史跡詩碑めぐり』に掲載しております。

 1828年(文政11)采蘋が江戸に向かう途中、頼家に立ち寄ったそうですが、頼家のいわゆる「杉ノ木資料」に采蘋についての記述が出てくる資料があるかは不明です。

 また頼聿庵と采蘋が恋仲にあった?という切り口は、今回初めて耳にする話です。聿庵は3度結婚しています。最初の妻とは離縁、2度目の妻とは死別で、3度目の妻とは添い遂げました。その他の聿庵の「恋愛」については拙著『頼山陽』で書いております。

 これから小谷喜久江さんの『楊花飛ぶ』を拝読して、改めて感想を記すことにいたします。

                       見延典子

 

   講演する久保寺辰彦さん 

6月29日 鴨川市文化センター学習室

 

その小谷さんから、「聿庵と采蘋は恋仲にあったのではないか、それを

示すような手紙などが残されているのでは?」という質問を受けましたが、私は原家と頼家の交流自体を知らなかったので答えられませんでした。

どなたかご存知の方がいればご教示願います。

 

2024・6・30 

久保寺辰彦さん

「みんなの郷土史教室」無事終了

 

6月29日(土)「みんなの郷土史教室」で地元鴨川出身の政治家、水田三喜男が蒐集した頼山陽、大塩平八郎、梁川星巖の漢詩の書を取り上げ、解説を試みました。

今回は山陽や茶山、星巖などと交流のあった女性漢詩人、原采蘋の研究家である小谷喜久江さんが参加されていました。小谷さんは『楊花飛ぶ』(下の写真)という著書もある、南房総市在住の方です。


2024・6・22 久保寺辰彦さん「みんなの郷土史教室」

 

千葉県鴨川市で定期的に開催している歴史講座で、山陽の書画を取り上げます。今回は私が担当になったので、頼山陽を中心にPRする予定です。

日時 6月29日(土)14時~15時半

場所 鴨川市文化センター学習室(郷土資料館隣)

資料代 300円(小学生無料)

講師 久保寺辰彦 鴨川市場年研究会会長

特別展示 頼山陽、大塩平八郎、梁川星巌の掛け軸等

申し込み不要

主催 鴨川市郷土史研究会

〒296-0001千葉県鴨川市横渚1401-6
Tel:04-7093-3800 Fax:04-7093-1101

 JR安房鴨川駅から徒歩15分

 またはJR安房鴨川駅からバス鴨川市役所下車徒歩1分

2024・6・15 

鈴木涼子さん「共振―本郷新+北海道の現代アーティスト」

 

本展では、彫刻家・本郷新(1905~80年)が生まれ育った北海道において、立体造形、写真、アニメーション、詩などさまざまな分野で活動している作家に依頼し、各自がセレクトした本郷新の作品や精神に関連した新作を展開してもらいます。

それは単に現代作家に宿っている本郷新からの影響を示すのではなく、現代作家が本郷新という過去の作家を現代的な視点で見つめ直す試みであり、現在と過去の垣根を超えた対話です。彫刻の普遍的な美を語り、公共空間に裸体像を設置し、平和への想いを訴えた本郷に対する現代作家たちからの応答、そして双方の作品の響き合いをお楽しみください。

会期 2024年6月15日(土)~2024年9月16日(月)

主催 本郷新記念札幌彫刻美術館(札幌市芸術文化財団)

 

◆出品作家
本郷新(彫刻)
井越有紀(立体造形)
佐藤壮馬(インスタレーション)
鈴木涼子(写真)
山田航(短歌)
横須賀令子(アニメーション)
艾沢詳子(インスタレーション)

【関連イベント】
◆アーティストトーク

日時:2024年6月15日(土)11:00~12:00
出演:艾沢詳子、鈴木涼子、山田航

日時:2024年7月15日(月・祝)14:00~15:00
出演:井越有紀、横須賀令子、佐藤壮馬

場所:本館研修室
※予約不要、入場には観覧料がかかります。

◆学芸員によるスライドドーク inサンクスデー
共振展の出品作家情報と見どころをガイドします。
日時:2024年6月23日(日)
   ①10:15~10:45
   ②13:15~13:45
場所:記念館1階

 

2024・4・18

上田誠也さん「5月11日『頼山陽学処熊本』開講」

 

らいさんようまなびどころ熊本」開講のご案内

桜の季節も過ぎ、すっかり春らしくなりましたが、その後もますますご活躍のことと思います。

さて、こちらの漢学サロンでは、平成24度から今年3月まで、誰でも無料で参加できる歴史・文学講座「時習館サロン」を、延べ45回開催してきました。そこでは、全国の藩校の中でも名門の熊本藩校時習館を支えていた先哲の人物像や作品を通して、漢字文化の魅力を発信し、また、学びを共にする方々との知縁の輪を広げることに努めてまいりました。

「頼山陽学処」につきましても、九州遊歴200周年事業を含めて8回、菊陽町で開催してきましたが、本年度から新たに「時習館サロン」の後継事業として、標記の歴史・文学講座を別添チラシのとおり熊本市内で開講することといたしました。今回からの「学処」でも、頼山陽の人と作品を通して漢文や漢詩への親しみを深め、漢字文化を将来に伝えていく機運を高めてまいりたいと思います。

これから連続講座として、長く続けていく予定です。引き続きよろしくお願いいたします。  

 令和6年416日

 ふれあい・いきいき漢学サロン世話人代表 上 田 誠 也

 

ホームページ編集人  見延典子
ホームページ編集人  見延典子

 

「頼山陽と戦争国家

国家に「生かじり」された 

ベストセラー『日本外史』

『俳句エッセイ 日常』

 

『もう頬づえはつか      ない』ブルーレイ

 監督 東陽一

 原作 見延典子

※当ホームページではお取扱いしておりません。

 

 紀行エッセイ

 『私のルーツ

 

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