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面白い話を拾って紹介されていて良かった。
作者のデビュー作後が知りたくて、探してみたらこの本に出会いました。
世に出た作品も、大学の文学部の卒業論文の代替だったのだから、当然と言えるかもしれないが、今は古書から拾って作品を書かれている事が判ったことも驚きでした。
2016・11・25 『竃さらえ』『頼山陽』アマゾンレビュー
アマゾン『竃さえら』で、11月15日付けで、以下のようなレビュー(☆5)をいただきました。
すっぽらぽんのぽんから見延さんのファンで、勿論短編本文を楽しみに購入したのですが、それぞれに初めに添えられている、著者の覚書に魅せられました。とりわけ都志見往来日記、広島藩の学問所などです。いろいろ資料に当たっていって、著者の思いを膨らませて、作品に仕上がっていく工程を、ちょっと覗かせてもらったような、楽しさを覚えました。
またアマゾン『頼山陽』にも別の読者から、11月15日付でレビュー(☆5)をいただきました。
昨今の異常な政治状況に鑑み、日本の排外主義の源流を探索してみようとして、本居宣長を経由して、この伝記小説に行き当たった。読んでみると、あまりの面白さに、あっという間に3冊を読み切ってしまった。ダンブラウンより面白いですね!しかし、主著である日本外史が、悪名高い皇国史観の聖典とされ、戦後は読む人もほぼ皆無の状況のようですね。これは明治政府等が歪曲して利用したのであって、日本外史は江戸時代にあっては、倒幕に突き進む原動力となった最重要の歴史書(精度はともかく)であることに変わりわないのである。この巻の後半において、同業者に「南朝説には無理がある」とやんわり批判され、過度に激昂する場面がありますが、これはおそらく自分でも気になっていたのでしょうね!民の視点で書いたのに、幕府の目を気にするあまり、いつの間にか極端な勤皇史観になっていたというとこでしょうか?
転載して、お礼と致します。
ありがとうございました。
2015・12・29 匿名さん「『槐』を久振りに読み返しました」
「汚名」表紙の決定、おめでとうございます。
帯に広島市長の名も見られ、広島人にとって待望の本となるでしょう。
先日の「ネットワーク」の記事を見て「牛狐」を読みました。山陽の落書きが、「雲か山か」に結びつくとは、想像もつきませんでした。
同じ本に、「槐」(えんじゅ)も掲載されており、久振りに読み返しました。思えば11年前、「見延典子自署を語る」の講座で、コピーをいただきましたが、当時は、春水と山陽の和解・「許して下され」の方に関心がありました。
今回の槐を拝読すると、かなり手直しされており、柔らかい話になっているとも感じました。私としては、堅実な人生を歩んだ記載の多い前作が懐かしく思われました。「白髪…」は素敵ですね。西村先生の挿絵も、初めてのコンビとお伺いしていましたね。
「槐」と云えば思い出あります。
松江支店勤務時(平成3年から2年間)に「槐」と言う名のスナックがあり、よく通って楽しく過ごしていました。「木に鬼・ 珍しい名前と尋ねる」と、とても硬く・良い木と説明してくれました。その店の食器には槐の製品も多く、つられて槐の夫婦湯呑を手に入れ、現在も使っています。縁の一部は少し変色していますが、全体、木の目も鮮やかでおいしくお茶が飲めます。
2015・3・20 広島本大賞の発表
第5回広島本大賞が発表された。
受賞者の方々、おめでとうございます。
そして『竃さらえ』を応援してくださった皆々様、
心より感謝申し上げます。
2015・3・17
某大学の図書館
そろそろ広島本大賞の発表の時期だ。
え? なに?
このデスプレイ。
2015・3・16
朝日新聞(広島版)
「読む広島」に『竃さらえ』
3月16日付朝日新聞(広島版)「読む広島」で『竃さらえ』の書評が掲載された。
執筆者は熊野町にある古書店 神取書店店主の神鳥大悟さん。
とてもよく書いてくださっているのに、全文を紹介できないのが残念である。
広島にお住いの方はぜひ掲載紙をお買い求めください。
財津正人のブログでも紹介している。
2015・2・13 「おすすめする一品」で『竃さらえ』
2015・2・7
中国新聞に広島本大賞の記事
2月7日付け中国新聞の文化面に広島本大賞の特集記事が掲載された。
小説部門のノミネート4作品、その他の部門のノミネート6作品、計10作品が推薦者の言葉とともに紹介されている。
2015・2・1
『竃さらえ』新聞広告
本日2月1日付け、中国新聞第一面に『竃さらえ』をはじめとする「広島本大賞」のノミネート作品の広告が掲載された。
『竃さらえ』の版元の本分社が広告を打つのは、新聞も含め、初めてという。
そんな状態で「広島本大賞」(小説部門)にノミネートされたのは、ある
意味、快挙というべきであろう(笑)
本分社はじめ、応援してくださっている皆様に感謝!
せっかくなので大々的にご紹介する。
出版5社による合同広告。『竃さらえ』は右角。ポジションは最高!
「広島本大賞」の目的やノミネート、選考方法などが書かれている。
ブックフェアのお知らせ。そして発表は2月下旬~3月上旬。
広告の文章は、帯の文言からさらに進化している。
広島県内の多くの書店で、「広島本大賞」ノミネート作品のブックフェアを行っている。
皆様もぜひのぞいてみてください。
1・29『竃さらえ』が日本図書館選定図書に
『竃さらえ』が日本図書館選定図書になったという知らせが(1月21日選定分)が、版元の本分社に届いた。
日本図書館選定図書というのは一般の方には聞きなれない言葉だろう。詳しくはここをご覧ください。
「各専門分野の選定委員約50名が、実際の書籍を一冊一冊に必ず目を通し、選択されたものです」の記述がある。
出版不況といいながら、洪水のように本が溢れている現在。
どなたが選んくださったのかは知るよしもないが、納得できるものを書いていけば誰かの胸に届くということだろう。
ありがとうございます。
財津正人氏のブログ
必見!『竃さらえ』の店頭写真が一杯。財津さん、感謝です!
1・21 『竃さらえ』写真集
見延典子の頼山陽への取り組みについて書いてくださっています。
1・18 ただ、それだけが唯一の存在証明
2015・1・19 「広島本大賞」フェアー
広島県内の書店様では、続々と「広島本大賞」のフェアー
2015・1・18
新しい帯になりました
本分社が『竃さらえ』の帯をニューバージョンに変えてくれました。
初回の帯に比べ、幅が太い!
春の色。
皆様もぜひ書店でお手にとってみてくださいね。
2015・1・17 『竃さらえ』は返本なし!
本分社の財津正人氏よりうれしい連絡があった。
財津氏のツイッターから引用する。
10月に出した『竈さらえ』見延典子著(本分社刊)、広島のあるチェーンさんから実売データをいただく。びっくりした!発売3か月後、返品ゼロ!だった。まだ一冊も返品なし!うれしくて見延さんへすぐ報告した。それぐらいうれしい!本をもっと売りたい。さばくのではなく!ありがとうございます。
あくまで「今のところ」ですけど(笑)
本が洪水のようにあふれている売り場を思えば、ありがたい話である。
2014・12・17
中国新聞に広島本大賞フェアの記事
本日付、中国新聞に広島本フェアの記事が掲載された。来月からは実行委員がいる書店を中心にノミネート作品のブックフェアが展開される。
2014・11・29 『竈さらえ』が広島本大賞にノミネート
昨夜、本分社の財津正人さんから『竈さらえ』が第5回広島本大賞の小説部門にノミネートされたという連絡をいただいた。
広島本大賞とは 広島の書店員が広島の魅力溢れる本を選定して与える賞のことで、5年前に始ったそうだ。
小説部門のノミネートは4作品。本屋大賞のFace Bookで紹介されていた順にご紹介する。
『赤ヘル1975』重松清 講談社
『竈さらえ』見延典子 本分社
『八月の青い蝶』周防柳 集英社
『8時15分』美甘章子 講談社
『竈さらえ』以外、大出版社である。しかも話題作ばかりである。
『竈さらえ』をノミネートしていただけただけでじゅうぶん嬉しく、ありがたい。これが今の正直な感想だ。
落ちついたら、あらためて書きます。
大賞の発表は来年3月下旬という。
2014・10・27
行ってきました。フードフェスティバル
そういうわけで、26日、2日目のフードフェスティバルに行ってきた。
財津さんが、なぜか昼から赤い顔で、店番をしていらっしゃった。
『竈さらえ』の横に置いてあるのは財津正人著『本のある生活』
こちらももちろん本分社刊。
どちらもよろしくお願いします。
その後、フタバ図書の八丁堀店をのぞいたら、店頭に並べてくださっていた。
ありがとうございます。
2年前、『平家物語―愛と滅亡のドラマ』を出したとき、このお店で週間ベスト10に入ったことがある。
2014・10・25
フードフェスティバル in 広島城
広島では広島城周辺で、フードフェスティバルが25日、26日行われている。
本文社も護国神社前、特設の「広島城ステージ」に向かって左側で、ブースを出している。51番。
『竈さらえ』の販売もしているので、ぜひ覗いてみてください。
2014・10・15
ここがポイント!!
収録9編のうち「非利法権天(ひりほうけんてん)」
テレビで「永遠のゼロ」という映画を見ていたら、特攻機が飛び立つ場面で、「非理法権天」と書かれた幟がはためいていた。「そうか、こういう使われ方をしたのか」と思ったが、「非利法権天」という小説は特攻とはまったく関係ない。だって違うでしょう。「非理法権天」と「非利法権天」。よく見比べてくださいね。贋作師にだまされますよ。
ここがポイント!!
収録9編のうち「一花一草」
頼山陽の友人に梁川星厳、紅蘭夫妻がいる。二人はおしどり夫婦として知られ、生涯の多くを旅に費やした。若き日の二人のなれそめとは?
ポイント!!
収録9編のうち「竈かまどさらえ」
「そもそも〝竈さらえ〟って何?」とよく聞かれる。その意味を知り、「こういうことは江戸時代にも行われていたのか」と思った。浅野家42万6千石の城下町 広島の光と影だ。出典は頼山陽の母の『梅颸日記ここが
ポイント!!
収録9編のうち「節(ふし)」
頼山陽の女弟子 江馬細香。相思相愛でありながら、結婚には至らなかった二人のほんとうの関係を漢詩から読み解く。これはかなりの挑戦です。
ここがポイント!!
収録9編のうち「槐(えんじゅ)」
頼山陽って何をした人なの? と今でもよく訊かれます。そんな方にまずこの作品から入ってください。およそわかっていただけるかと思います。
ここがポイント!!
収録9編のうち「廓めぐり宮島詣で」
広島の戯作者「十方舎一丸」の作品を下敷きにして、ほとんど知られていない江戸時代の宮島の客と遊女の生態を描いています。お笑いください。
2014・10・7
『竈さらえ』書店様の感想が届きました。
今度は書店様からの感想です。
本分社財津正人氏のブログから
2014・10・3
『竈さらえ』感想が届きました。
な、なんと早くも『竈さらえ』の感想が…
本分社財津正人氏のブログから
2014・10・1
〇本分社のfacebookが…
本分社のfacebookがすごいことになっている。
一瞬、笑ったが、すぐに真剣なのだとわかった。
2014・9・12
〇「タイムマシンに乗ってみないか」
本分社財津正人氏のブログから
2年ぶりに見延典子新刊が出ます。
頼山陽をめぐる9編の短編からなる『竈さらえ』です。
版元は広島の出版社の本分社。
本分社社長の財津正人氏のブログをお読みください。
見延典子の最新刊 ネット予約のお知らせ
竈(かまど)さらえ
見延典子短篇集 頼山陽をめぐる物語
頼山陽のまわりにはいつも物語があふれていた
頼山陽と対決する贋作師。広島城下の呉服問屋の娘おりん。頼山陽の才能に嫉妬し、敵愾心を抱く若き広島藩士。頼山陽の子を身ごもる女弟子…。表紙をめくれば、虚虚実実の物語世界が始まる。
収録作品全9編
『竈さらえ』『槐』『恋する娘』『一花一草』『宮島詣で廓めり』
『焚書の海』『節』『牛狐』
『非利法権天』
全9作著者による「覚え書き」「頼山陽年譜」付き
2014年10月中旬 全国書店発売
四六判並み製 約230ページ 定価1、296円(税込)
発行 株式会社本分社(発売 株式会社コスモの本)
広島市中区大手町3-8-3今井ビル2F
TEL 082-259-3925 FAX 082-259-3926
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10月10日までにご予約いただいた方には発売日にお届けします。
但し、「頼山陽ネットワーク」会員(無料)に限ります。
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