2022・1・17
宮内恵美子さん「誤植では?」
こんにちは。先生のファンです。
すっぽらぽんのぽんを読んでいるのですが、P294 8行目 聿庵は梅し(しが出てきません)の再婚先である 梅̪しではなく、淳ではないですか。
宮内恵美子さんへ
ご指摘のように誤植です。「正誤表」を作成したいと思いつつ、22年が過ぎてしまいました。『すっぽらぽんのぽん』は私が頼一族について書いた最初の本です。今もご愛読いただいていることに感謝申し上げます。
見延典子
2020・6・24
匿名さん(東京都在住)
「良い本に出会えた」
以前から読みたいと思っていた本だった。大学の図書館にもなかったので、通販で手に入れることができたときはとてもうれしかった。それだけに一気に読み終えてしまうのはもったいないと、途中で、足踏みしながらじっくり読んだ。
頼山陽に興味を持ち、一昨年の夏には山陽の『東遊漫遊』を手に、広島の竹原や、菅茶山の神辺、尾道の千光寺等をめぐってきた。『東遊漫遊』の随所に出てくる山陽から母への書簡、そして梅颸の日記。どれも興味深いものがあり、特に、山陽に対する母の思いは研究課題にして深めたいと思ったほどだ。
見延典子氏の熱心な研究姿勢が史実に基づいた裏付けとなり、久しぶりに良い本に出会えた、「すっぽらぽんのぽん」のように私も生きたいものだと思った
見延典子『すっぽらぽんのぽん━頼山陽の母84年の生涯』(南々社、2000年刊。第19回頼山陽記念文化賞受賞作)は絶版ですが、『頼山陽ネットワーク』には若干残部があります。ご購読希望の場合はメールをお願いします。会員様には特典がございます。
頼山陽ネットワーク