クリスマスプレゼントに当選された方にお送りした雲南紅茶。もちろん上海のエコバック&ボ━ルペンセットも。
クリスマスプレゼントに当選された方にお送りした雲南紅茶。もちろん上海のエコバック&ボ━ルペンセットも。

 

今年も残り少なくなりました 
皆さま来年もネットワークの方よろしくお願い致します

 

 

2016・12・25 来年の夢

 

プレゼントは当選者にお送りしました
殷さんよりの雲南紅茶も入れました 茶は無農薬で作っておられるようです 農場主は先だって縮景園でお茶の接待をしてくださった方です上海にお店があるそうです


 亀が右、鶴が左
 亀が右、鶴が左

年賀状は書いたし、屠蘇飾りも新しく作りました。後は掃除 買い物 余裕です。 

今年一年も頼山陽ネットワークを通じて皆様と御一諸でき楽しく過ごすことが出来ました。

2016・12・18 年の瀬

 

師走も半ばを過ぎると 文字どうり瀬のようで慌ただしく感じます

来年の準備は予定を立て早めに済ますのが年寄というもの 

 屠蘇飾りと瓶子の蓋
 屠蘇飾りと瓶子の蓋

先日上海の客人よりお礼のメールが届き「天地人のおもてなしに感謝いたします」とありました。 天地人て?

調べてみると孟子の言葉で、最高の成果を得るには「天の時,地の利、人の和」で特に大切なのが「人の和」ということだそうです。文化の輪と和、、来年も少しずつ大きくしていきたいものです。

 

 

翌18日夕方の銭塘江は 逆流となりパトロール船が出ていた 落ちた人の救助用とかなんだか命がけ

新天地でツアー自由時間となり ソフトクリームを求め一目散のつもりが どこやら分らなくなり路地に迷い込み 人に聞くが発音が悪いので?首を傾げられるバカリ 

上海古い店 立ち退き料 国から1億3000万もらえるとか 順番を待っているんだそう
上海古い店 立ち退き料 国から1億3000万もらえるとか 順番を待っているんだそう

2016・12・11

スーパームーンの引力


11月17日の宮島はスーパームーンの余波で昼には拝殿できなくなるという満ち潮

旅の楽しみ店先の蒸し立て粽 蘇東坡の詩につられて買う

女の子ならと声をかけようとすると 向こうから「ツアーのかたですね」という エッとみると 1月のツアー旅行の写真係に来ていた大学生 盛んに懐かしがる なんでそこにいたのか この度は何んとも不思議な旅行でした

 

 


  西湖蘇堤
西湖蘇堤

三国志の舞台を知らなければ 「雲か山か呉か越か」とあこがれた山陽の気持ちもわからないと云うもの と意気込んだが 敵はあまりに広大 旅はめまぐるしすぎ どこを撮影したか不明の写真のみ残ったのであります

 呉の国蘇州ゆうぐれの盤門
 呉の国蘇州ゆうぐれの盤門

石村生涯の夢も案外お安そうなのでありました

 越の国紹興
越の国紹興

2016・12・6

江南旅情呉か越か

 

此のツアーに参加したのは前回見逃した盤門を見ることであった この古い盤門はあの広大な中国で唯一現存する 水陸両用の門 蘇州にある

 白堤
 白堤

西湖遊覧中 ガイドさんに「ここで古琴でも聞いたら夢よね」と ふと云ったら すぐに「出来ますよ どの船でも貸し切り11時間1000円で、よく知ってますから ここは」という 

 魯迅と話し上手の祖母
 魯迅と話し上手の祖母

中国茶は雲南で栽培 有機栽培無農薬と説明を受け 茶禅一味の話を聞く
中国茶は雲南で栽培 有機栽培無農薬と説明を受け 茶禅一味の話を聞く

石村はこの手は信じない方だけど 出会いは大切にしたいと思う

11月 殷老師が所用で日本に来られ茶の交流会を催すことになった こちらは煎茶 中国松月会は紅茶 道具が双方同じものでよいのが興味深い 急須の持ち方も同じ 場所は杭州西湖を模した広島縮景園清風館 ここは頼春水が「縮景園記」を残している浅野の殿様の別邸で 勿論春水も 上がったことはないという(頼先生談)

2016・11・25

有縁千里来相会

 

中国のことわざで 「縁があればどんなに遠くても会うことが出来る」 なぜなら縁は天が決めるものだから という 

進藤理事の心は早くも雲南へ
進藤理事の心は早くも雲南へ
宮島登山の翌日、江南旅情5日間の旅へ
宮島登山の翌日、江南旅情5日間の旅へ

 

あくる日宮島を案内する皆で消えずの火まで登山 

つぎの日 石村はなんと中国に旅立ったのであります 江南旅情5日間の旅 そこで驚き 

ガイドさんが 2年前の あの方謝さん 更に旅の最後の地 上海で9月のガイドさん王さんに 昼食場所の階段で出会ったのでありました 2人は親友とか

ドラマよりすごい偶然(必然) で詳しくは又 

 

※写真 左から中国人ガイドの謝さん、石村良子、同じく中国人ガイドの王さん。昼食場所の階段で運命の再会。

 

 


参考図書
参考図書

2016・11・13

頼山陽に書を頼むといくら?

 

頼山陽書簡集には山陽(35歳)から小野移山亭への手紙に揮毫料(書いてもらう謝礼)について書いている


「高売りはしたいけれど 人の懲りぬようにも」と書き送っている 京へ出たばかりの生活者山陽の苦労がうかがわれる

又、別の手紙によると一両10万円計算で 大体扇子 短冊 小切れ銀二匁(4000円)半切は扇子二本と同額 全紙二朱(1.5万円)

屏風一双十二枚金一両(約10万円)の謝礼を貰っている

 

江戸時代の諸物価(文化・文政期)

1文=25円
1貫=1000文=25000円

1朱=250文=6250円

1,  10万円, 50 , , 4千文

 

食べ物
  蕎麦(二八蕎麦)1杯=16文=400円
  天ぷら蕎麦1杯=32文=800円
  おでん1串=4文=100円
  鰻丼1杯=100文=2500円
  
串団子1串=4文=100円
  贈答用木箱入御菓子1箱=1分~2分=25000円~5万円
  酒(上物)1合=40文=1000円


  旅籠宿代1人=200文=5000円
  お伊勢参りの旅費=4両=40万円

収入
  名主(月)=8両=80万円
  大工(1日)=540文=2朱40文=13500円

春風、娘あての手紙2通 ほとんどひらかな
春風、娘あての手紙2通 ほとんどひらかな

三穂(山陽の妹)と云う字も見つけ とりあえず買って帰った

改めて見てみると これは 春風の娘 紀(とし)への一家の手紙で有ることが分かった  内容は春風の手紙が2通 母順(なみ)姉唯(ただ) 山陽の妹三穂の紀への年賀状

2016・11・6

頼春風の娘への手紙

 

京都で偶然目にした屏風の中に 古文書教室で勉強した「梅颸日記」頼山陽の母梅颸の歌仲間 照蓮寺内方様という言葉をみつけた


此の屏風には 春風の二文字はない 只ちちより ははより とあるだけ贋作なら、春風は外せない 又 内容が「梅颸日記」にぴったり合う 山陽の出奔により 跡継ぎの権二郎を本家春水の養子に その子を26歳で亡くした、その後の 春風一家の人情味溢れる親子の様子がうかがわれる 

春風の手紙1枚目は紀の嫁ぎ先の親父さまあて 住吉祭に来なかったので 涼しくなったらとのお誘いと屋根の普請をしている話

2通目は 娘あて 今まで尾道に行っていたけど此れから広島に行く(聿庵の後見役)留守の間に姉に手紙を出すときは自分にも書いてくれるようにに頼んでいる 又 姉が2回ほど手紙を出したのに返事がないのを 心配している 春風のやさしさが伝わる 
 
 

次に松坂邸で台柿を見て 頼家の墓所のある照蓮寺へ

山陽のお祖父さん頼惟清 叔父さん春風 春風娘お唯の夫小園(尚平)など墓参り

竹原土産
竹原土産

2016・10・30

竹原もうで

 

竹原𠮷祥会の文化祭茶会があり参加するため 竹原に

茶会の様子
茶会の様子
松坂邸 古琴 ニ弦琴 月琴 
松坂邸 古琴 ニ弦琴 月琴 

以前 京都の骨董屋で偶然に「春風一家の手紙貼り交ぜ屏風」を購入した 人情味あふれる手紙 又御紹介したいと思います

 

 


 石村の好きな人麻呂の和歌 あしひきの 山川の瀬の なるなべに 弓月が嶽に 雲立ち渡る 木村東陽筆  國學院大學名誉教授
 石村の好きな人麻呂の和歌 あしひきの 山川の瀬の なるなべに 弓月が嶽に 雲立ち渡る 木村東陽筆  國學院大學名誉教授

山陽のおじいさん亨翁も旅紀行「高津もうで」の最後を「この日ふるさとにぞ帰りける 山道のさかしきを経、川はしのあまたをも、渡りて年頃の思ひを遂げしも 神のめぐみなるべし」と結んでいる。

和歌をよむ人にとって 憧れの聖地であったらしい。

2016・10・23

柿本人麻呂神社と

      アニメ「たまゆら」


柿本人麻呂と言えば 歌聖といわれている 人が神にまつられる経由は色々で、それぞれ興味深いが 高津柿本人麻呂神社は全国100以上ある人麻呂神社の本山

柿本人麻呂水死刑説.  『水底の歌』著者=梅原猛
柿本人麻呂水死刑説.  『水底の歌』著者=梅原猛

いまも近くは 若者がアニメ「たまゆら」の聖地巡礼と称し竹原を訪れるのも 心は同じ なりきり旅行
距離は問題じゃない 新幹線もない時代 亨翁も東北、北陸、大和地方への旅行を果たしている


   

二年前杭州出発前。以後石村に引っ張りまわされることを知らない姉と進藤多万さん。
二年前杭州出発前。以後石村に引っ張りまわされることを知らない姉と進藤多万さん。

そこで大煕和尚と殷さんにお会いし 進藤多万理事の「広島においでください」の言葉に、昨年9月石村宅、頼山陽史跡資料館訪問 本年5月竹原で大煕和尚中国茶の接待という次第になった。
禅語に「啐啄同時」という言葉があるが、お互いの思いが一致するところがあり この度9月の上海行きになった

 因縁初めのパンフレット
 因縁初めのパンフレット

右の写真は2016年9月15日

上海市内の大煕和尚の法華學問寺にて。

前列中央に坂田進一琴士と大煕和尚。大煕和尚の横は石村、姉。後列右端殷老師、右から4人目進藤多万さん。

2016・10・4 上海顛末記


一昨年の10月、杭州永福寺で坂田進一先生の古琴コンサートに参加させていただき 東皋禅師(日本に心越派古琴を伝えた中興の祖)圓寂三百二十年ということで茶をお供えした

 杭州空港
 杭州空港

大煕和尚は日ごろから勿論、お香、お茶、お菓子は献じられているが 檀家の前で 童子 後見 をつけてするのは初めてで緊張されたと思う このたびはお点前ではなく 日ごろされていることを 格調高く 段取り良くするという形になった (正式にするには文字どうり時間が必要)が 大煕和尚 殷老師の心は形に現れ立派にされたと思う 千里の道も一歩から これからも楽しく文人文化を後世に伝える事 やっていきたいと思っている   


ホームページ編集人  見延典子
ホームページ編集人  見延典子

 

「頼山陽と戦争国家

国家に「生かじり」された 

ベストセラー『日本外史』

『俳句エッセイ 日常』

 

『もう頬づえはつか      ない』ブルーレイ

 監督 東陽一

 原作 見延典子

※当ホームページではお取扱いしておりません。

 

 紀行エッセイ

 『私のルーツ

 

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