見延典子が書いています。

2018・12・10

紀平梨花選手

 

日本時間12月9日、カナダのバンクーバーで開催されたフィギュアスケート・グランプリ(GP)ファイナルの女子シングルで、紀平梨花選手が合計得点で233.12点で、


ロシアのアリーナ・ザギトワ選手の226.53点をおさえて優勝。初出場で優勝は浅田真央以来の快挙。すばらしい。

 

2018・11・30

丸選手

 

「5年で30億円」だって。そりゃ「4年で17億円」よりいいに決まっている。「数字の世界」で生きているんだから。でもこっちは「数字の世界」で生きてないから。バイバイ。

 


2018・9・16

安室奈美恵

 

なぜ引退するのかさっぱりわからない。そのうち退屈するだろうな。

 

5年以内の芸能界復帰率3%

10年以内の芸能界復帰率100%

 

 


2018・9・9

セリーナ・ウィリアムズ選手

 

全米オープン女子シングルス決勝で世界ランク19位の大坂なおみ選手が元世界1位の女王セリーナ・ウィリアムズ(米国)に6-2、6-4でストレート勝ち。日本人史上初となるグランドスラム制覇を達成した。

抗議を続けるセリーナ
抗議を続けるセリーナ

この歴史的な勝利に水をさしたのがセリーナ選手の猛抗議による試合の中断。元女王らしからぬ振る舞いの連続。16歳年下、20歳のなおみ選手の方が大人に見える。世代交代を印象づける結果になった。

 

捜索ボランティア尾畠春夫さん(78)
捜索ボランティア尾畠春夫さん(78)

2018・8・17

同じ78歳でも…

 

周防大島2歳児救出で一役注目を集めた尾畠春夫さん。捜索ボランティアが見つけたという第一報で想像したのは、3、40代の男性だったが、尾畠さんはなんと78歳。


尾畠さんの発言で印象に残ったのは、2歳児を発見した後、警察から「引き渡すように」求められたのに、「自分で母親のもとに連れて行く」と要請を突っぱねたというところ(一方で、捜索に携わった山口県警へ賛辞も忘れていない)

 

前回、このコーナーでとりあげたアノ方も、そういえば78歳だった。同じ78歳でも、権威、権力への立ち向かい方がまったく異なる。尾畠さんは一度も「男」なんて言葉を使っていない。

 

 

2018・8・9

「男」が好きな男たち

 

近頃、お騒がせのボクシング連盟山根明前会長は「山根明は○○な男です」という言い方を好む。女というだけで受験生を振り落としていた東京医科大学臼井正彦前理事長も、同じような発想回路ではなかろうか。

写真はいずれもネットより
写真はいずれもネットより

山根前会長78歳。臼井前理事長77歳。ポストに驕り、時代の流れを読みきれず、高速道路を逆走したような哀れな末路…。

 

 


こんど「頼山陽」を読んでみてください。 「よりやまよう」ですか?
こんど「頼山陽」を読んでみてください。 「よりやまよう」ですか?

2018・7・6

本田圭祐選手

 

ロシアW杯のベルギー戦敗退後に「ご心境は?」と問われ、「きよきよしい」と答えた本田選手。

 

誰にでも思い違いはある。すぐに謝った姿はすがすがしい。    

 

 


内田正人前日大アメリカンフットボール監督
内田正人前日大アメリカンフットボール監督

2018・5・30

内田前監督

 

自らの行いで、世間を騒がせている内田前監督。白髪から老人のように思っていたが、なんと、私と同じく1955年(昭和30)8月生まれの62歳であることがわかった。


私が作家としてのスタートラインに立ったのは、40年前の1978年11月、23歳のときであった。

 

デビュー作『もう頬づえはつかない』には公衆電話に10円玉を入れながら話す場面がある。その後100円玉が使える電話ができ、テレフォンカードができた。サラリーマンがポケベルなるものを持っていた時期もある。そしてワープロを経てパソコン、携帯電話の登場。

 

長い期間、私は携帯電話を持っていなかった。パソコンを本格的に使用するようになったのも数年前である。なんとか使いこなせるようになり「頼山陽ネットワーク公式ホームページ」を立ち上げる。

 

内田前監督を見ながら、この方はおそらく携帯電話で誰かと話はするだろうけれど、SNSなどはしないのだろうと思った。興味がないというのではない。権力をもつと、人を動かすことができる。自分が苦手なことも、命じれば部下がやってくれる。

 

SNSの恐ろしさと向き合うこともなく、気がついたときには時代に置き去りにされている。

 

 

二刀流 大谷翔平選手
二刀流 大谷翔平選手

2018・4・9

大谷翔平選手

 

エンゼルスの大谷翔平は8日、本拠地アナハイムでのアスレチックス戦に先発し、7回1安打無失点で2勝目。打者として本拠地3連続ホームランも放っている。二刀流としてどこまで記録をのばすのか。頑張れ。

 

 


大坂なおみ。初戦でシャラポアを破り、快進撃が続いた(ネットより)
大坂なおみ。初戦でシャラポアを破り、快進撃が続いた(ネットより)

2018・3・19
大坂なおみさん

 

アメリカで開かれているテニスの女子ツアーの決勝で、世界ランキング44位の大坂なおみ(20)が世界ランキング19位のロシア選手に2対0のストレートで勝ち、ツアー初優勝を果たした。四大大会に次ぐ格付けの女子ツアーの大会で、日本選手が優勝するのは、初めて。おめでとう。今後が楽しみ。

 

 


2018・2・19

小平奈緒さん

 

 女子スピードスケート500で、小平奈緒さん(31)が日本女子スピードスケート界初の金メダルを獲得した。オリンピック前から、金メダル確実といわれた重圧の中で、36秒94という五輪新記録を出しての優勝は称賛に値する。「絶対」という言葉があることを世界に示した。おめでとう。

 

 

500の絶対女王小平奈緒さん    (写真はネットから)
500の絶対女王小平奈緒さん    (写真はネットから)

王者 羽生結弦くん
王者 羽生結弦くん

とりわけ昨年11月のケガから復帰した羽生くんの、並はずれた集中力と高い技術力から生まれる類稀れなる美しいスケーティングはライバル選手に脅威を与え、追随を許さなかった。心から拍手を送りたい。

 

2018・2・18

羽生結弦くん

 

2月17日に行われた平昌冬季オリンピック フィギュアスケート男子、羽生結弦くん(23)の66年ぶり2大会連続「金」、宇野昌磨くん(19)の「銀」は日本中を沸かせる。

宇野昌磨くん(写真はいずれもネットより)
宇野昌磨くん(写真はいずれもネットより)

 写真 / ひろしまフオト歩き
写真 / ひろしまフオト歩き

2018・2・13

西郷どん

 

何年か前、幕末を調べたとき、理解できない人物が二人いた。その一人が西郷隆盛であった。で、「西郷どん」を見れば、少しは理解できるようになるかもしれないと淡い期待を抱いたのだったが…。

 


2月11日の放送を見て、確信を抱いたことがある。近年の大河ドラマは、民放が正月や年末に放送する(放送していた)時代劇とほとんど同じになっている。史実は気にせず、なんとなく伝わっている、なんとなく視聴者が興味をひきそうな場面をつなぎあわせていく。それでクレームが来たら、「タイトルをよく見てくださいよ。『西郷隆盛』じゃなく、『西郷どん』ですから」って答えるんだろうな。

 

 

今年の受賞者は大方の予想に反してカズオイシグロ。ご本人が「フェイクニュースかと思った」と語っているところに、ニュースの大きさがある。カズオイシグロの場合は「日本人がイギリスナイズされたサンプル」といいたいところであるが、彼は「正しく」イギリス国籍を取得している。「フェイク」かそうでないかが、受賞を分ける境界かもしれない。

 

 

2017・10・6

カズオイシグロ

 

村上春樹がノーベル賞を受賞したなら、理由は「日本人がアメリカ人ナイズされたサンプル」としてではないかと考えてきた。

昨年、民放テレビでドラマ化
昨年、民放テレビでドラマ化

インターネットから
インターネットから

2017・9・14

松村邦洋さん

 

信じていただけないかもしれないが、松村邦洋さんはメル友で、ときどきお電話もいただく。練習中のモノマネを聞かせていただいたこともある。そのマッちゃんに関するビッグニュース…というか、ビッグじゃなくなったニュース。30キロ減量とは。おめでとうございます。

 

 


インターネットから
インターネットから

2017・9・10

桐生祥秀君

 

すごい記録が飛びこんできた。9月9日、日本学生対校選手権、男子100メートル決勝で桐生祥秀君(21)が9秒98で優勝。日本人初の9秒台を記録。すばらしい!

 

 


インターネットから
インターネットから

2017・7・12

松居一代さん

 

かつてエプロンスタイルで「汚い家に幸せは来ないわよ」といっていた松居一代さん。断捨離提唱者もそうだけれど、掃除好きな女性ってどうして人間関係まで整理しようとするんだろう。ま、きれいな家で暮らしても、幸せにはなれないようで。

 

 


勝利にガッツポーズする錦織圭。ネットより
勝利にガッツポーズする錦織圭。ネットより

6月5日に行われたテニス全仏オープン男子シングルス4回戦では、世界ランク37位のF・ベルダスコ(スペイン)と対戦。苦しみながらも0-6、 6-4、 6-4、 6-0の逆転勝利でベスト8進出を果した。

ベルダスコ(左)と死んだふり中の錦織圭
ベルダスコ(左)と死んだふり中の錦織圭

2017・6・6

錦織、ベスト8進出

 

最近、というよりずっと気になっているのが錦織圭だ。

テレビ解説 松岡修造氏の「ケイは死んだふりをしていた」には笑った。松岡の解説はやっぱり面白い。

錦織圭は現在、世界ランク9位まで落ちている。世界のテニス界は若手が台頭しつつある。準々決勝では、第1シードのA・マレー選手(英国)と対戦する予定。チャンスはまだある。がんばれ、錦織!

 

 


2017・6・1

斎藤佑樹、623日ぶり勝利

 

5月31日、日本ハム、先発の齊藤佑樹が今季初勝利。623日ぶりの白星をあげた。マスコミがこぞってとりあげている。みんな、気になっていたんだな。おめでとう。

 


 藤井聡太4段。ネットより
 藤井聡太4段。ネットより

2017・5・16

藤井聡太4段

 

14歳2カ月でプロ棋士になった藤井聡太クン。目下、デビュー後の連勝記録を17まで伸ばしている。

感心するのは朝10時に対局が始まって、平均すれば10時間ほど将棋盤の前に座っていられること。


作家の宇野千代は〃作家になれる条件〃として、「長時間、机の前に座っていられること」を挙げている。仮に将棋に行き詰っても、文筆の世界で生きていけるかもしれない。

 

桑原武夫氏。ネットより
桑原武夫氏。ネットより

2017・4・30

桑原武夫の蔵書一万冊をゴミ回収に出した図書館副館長

 

久しぶりに気になる人が現れた。桑原武夫の蔵書一万冊を独断で「ゴミ回収」に出したという京都市立右京中央図書副館長だ。マスコミ報道によれば、57歳の女性。


瞬間的に思い浮かんだのは「断捨離」という言葉である。あるいはこの副館長は「断捨離熱」に憑りつかれていたのではないか、と。

 

私見では「本は邪魔。処分せよ」といい始めたのは「断捨離」提唱者のYさん。先日Yさんのインタビュー番組が放送されていた。驚いた。Yさんがまず「断捨離」したのは「石川県で同居していた夫の祖母と母(姑)」であった。現在は東京タワーが見える高層マンションで暮らす。「石川県」や「夫」も「断捨離」したらしい。キッチンのひきだしに収めてある真っ赤な大、中、小の鍋を自慢そうに紹介しながら、「料理はほとんどしません」とのたまった。そういうことだったのか。

 

頼山陽のご子孫で、現在の宗家ご当主は、先祖から伝わった資料に囲まれ、自宅の壁を見たことがないまま成長したとおっしゃっていた。「断捨離」教祖や信者にすれば、バカバカしいことこの上ない。しかしそのおかげで、私たちは今、江戸時代の本物の書画や手紙などに触れることができる。行き過ぎた「断捨離」は人の心を踏みにじり、文化を根絶させてしまいかねない。今回の出来事は警告である。

 

インターネットより
インターネットより

2017・4・11

浅田真央ちゃん引退

 

10日、女子フィギュアスケート界の国民的スター浅田真央ちゃん(26)が引退を発表した。おそらく日本中の人々がホッとしただろう。すらりと伸びた手足で舞うトリプルアクセルは世界を魅了。キムソナとのライバル物語、ソチ五輪での逆転6位も記憶に残る。

 


斎藤佑樹クン。インターネットより
斎藤佑樹クン。インターネットより

2017・4・8

元ハンカチ王子「斎藤佑樹クン」

 

最近、なんとなく気になっているのが元ハンカチ王子こと「斎藤佑樹クン」(28)。6日のロッテ戦では今季初先発して5回を6安打3失点。負けこそしたが、まずまずじゃないのと思っていたところ、7日出場選手登録を抹消されたという報道が。


勝てそうで、勝てない。忘れられそうで、忘れられない。果たして斎藤佑樹クンは球界の「稀勢の里」になれるのだろうか。

ホームページ編集人  見延典子
ホームページ編集人  見延典子

 

「頼山陽と戦争国家

国家に「生かじり」された 

ベストセラー『日本外史』

『俳句エッセイ 日常』

 

『もう頬づえはつか      ない』ブルーレイ

 監督 東陽一

 原作 見延典子

※当ホームページではお取扱いしておりません。

 

 紀行エッセイ

 『私のルーツ

 

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