その形を見れば犬は荒々しいもので、猫のツヤツヤした毛色には及ばぬ。又その鳴き声を聞けば、犬の怖らしいのは、猫の優しいのには及ばぬ。犬の正直で強いのは、猫のやわらかに人に媚びる所には及ばぬ事である。此のわけで、猫は主人の気にいって、その場を離れずにいる。主人の寝間の内まで、出入りをする。肴を食らい寝るときは、布団がある。

2021・9・6

頼山陽の文 猫狗説(🐈🐶説)

 

【猫は内でネズミをとり、犬は外で盗賊の番をする。それぞれ役があって、その主人に奉公するものである。そこで、世の喩えに云う。猫は三年かっても、三日の恩もわすれる。犬は三日かっても、三年たっても忘れぬと。けれども世間の人は、ふだん猫を愛して、犬をもそばに寄せぬ様にする。これは、どういうわけか。

 我が家の猫は文を愛する猫でありました。
 我が家の猫は文を愛する猫でありました。

 

けれども犬は土間に寝て,食いあまりものを、食わせられる。年が年中、その主人の顔を見ることも出来ない。盗人を吠えて知らせても、別段褒美もない。鼠を捕らなくても別段お咎めもない。

嘆かわしい事である。】

 

あれから200余年 ネコノミスクとやらで猫は順調に出世し、犬小屋ももっぱら室内用、犬公方も真っ青の日本であります。

 

 

ホームページ編集人  見延典子
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