注= 梅庵さんは広島市内の米作り農家
朝方にゃ、ジブリの映画でもよおでとったが、森の精のよおな「田んぼの精」のお出ましじゃ~!?
ほりゃ、稲穂の中に、「半分青い」小さい珠が浮いとるじゃろお~~~!!
エッヘン。まあやっぱり、ワシのコメは、半分といわず、旨いわけじゃ。
まあ、このへんで、今日はおしまい。
2018・9・17
梅庵さん「田んぼの精」
やっとこさ、めっきりと秋ですのう。
2018・9・8
梅庵さん「黒アゲハ?」
はてはて、あんた誰や? 人がホームセンターでわざわざ買ってきた赤い華麗な花や葉っぱをむしゃむしゃ旨そうに食べんさって。まあ、ええか。
多分、キミの「色合い」からゆうと、下の写真のような「夜の蝶」になりんさるんかの。はあ、わしゃあ、こりごりじゃが・・・
毎回ハラハラドキドキじゃ。今回は何とか無事じゃったが、地球規模の温暖化の影響は、この谷のコメ作りもあるんじゃ。これから稲刈りまで、あと何個の台風がきんさるんかのう。
2018・8・27
梅庵さん「台風、毎回ハラハラ」
先日の台風20号が四国に上陸した日、広島でも強風を伴う重たい雲が空を覆ったんよ。せっかく穂が出たゆうんに、風にさらわれちゃあ、元も子もないんでのう。
里にゃあ、もう栗坊主がすくすく育っとる。
稲穂には朝露が見られる。これが石内棚田米の美味さの秘訣の一つじゃ、たぶんの。
2018・8・4
梅庵さん「秋の気配」
まあ、暑い暑いとぼやいても、きりがないんで、秋の気配を少々。
谷の空は、半分近う、青い。
さて今日は、「涼しい~」朝の風景をお届けします。
朝露の穂先にゃあ、さまざまな生き物の営みもみられて、目を凝らしとると、一瞬暑さを忘れとります。
ほんまにもう「夏の終わり」じゃったらええですのう。ちなみに水路に見えるパイプは田んぼの取水口。下げると取水できるんじゃ。シンプル。
イネの間に浮かぶアゲハの羽。少しゃあ、さぶう~なられましたかのう。
2018・7・25
梅庵さん「涼しい〜」
猛暑の影響、お見舞い申し上げます。
今年しゃあ、最高気温の日本新が続出のありさまのようで、田んぼの作業も早朝しかできんです。
おかげで日の出とともに田んぼや畑に出ては、朝ドラまでにはとっとと作業を切り上げる生活じゃ。夕方まで本でも読もうかのう。
いつもこの鋏を携えとりますが、油蝉の亡骸もよお出会います
こんなに増水したこたあ、今までなかった。まあ20年前になるが、平成11年の佐伯区土砂災害で、田んぼは浸水して、流木やらが流れ込んで、大変じゃったの。それから河川改修があったんよ。
2018・7・9
梅庵さん「田んぼは無事」
「よお降りますのう~」
これがこのへんの、この時期に交す昔からの挨拶じゃが、ほんま、この前の豪雨災害のようにならんことをお祈りするだけじゃ。また、もし被災されとった方にゃ、お見舞い申し上げる次第です。
まるで龍神さまがお怒りのような今回の豪雨は、お天道様、そろそろこらえてつかあさらんかのう。なんとのう、これからも減るこたあ、ないんじゃろうのう。
ところで件のカエル君。今日は定位置?のバラの花んところにおらん。おかしいのう。
どこ行ったんかのお。するとおったのが、なぜか苺の葉の上
2018・5・23
梅庵さん「カエル君と苺」
なんとか田植えは終わったんじゃが、これから水田に入っての「植え継ぎ」も一仕事。
田植え機じゃあ、そもそも植えるんがいたしい(難しい)田の端のほうや、あちらこちらで機械ならではの「カラ植え」があるんで、そこを補修するように田にずぼずぼ入って、苗を植えるんじゃ。やれやれ。
葉はやたら立派になったんじゃが、どこをどう間違えたんじゃろう。苺は余りにもつつましく生育した、無念なり。
カエル君よりも小さきわが苺
こりゃ、これから嵐が来るか、はたまたカエル君はバラの花ベットがお気に入りなのか?
2018・5・18
梅庵さん「田植え前 カエル君」
さて、今年も田植えの時期となりましたの。代掻きもやっと済んだ。金曜からの雨が上がったら、さあ、植えるぞう。
ところで、台風んときのカエル君、覚えておいでかいのう。
またカエル君がバラの花に避難しとる(写真下)
畝を壊すのはだいたいもぐらくん、水路を壊すのは蟹さん、とだいたいメボシがつきますでのう。
いやあ、今打ち明けりゃあ、去年は水漏れがひどうて、「水まわり」にえらく苦労したもんじゃ。
2018・5・3
梅庵さん「田んぼの補修」
晴耕雨読を目指す梅庵としては、今日は、寝っ転がって句でも一つひねりたいと思います。
さて、先日の田んぼ補修のことをお伝えいたしましょうで。
今日は特別に補修方法を公開しましょうかの。
決壊しそうな箇所をぐるり土を除ける
水路のへんにゃあ、だいたい蟹さんが隠れてとるんで、見つけ次第、バケツに捕獲
決壊箇所を固めて補修する
★補修には、例えば、ベントナイト(セメントのような、乾くと固まる鉱石の粉)使用
4、捕まえた蟹さんは、てんぷらにしてビールの友に
この庵を結ぶ石内にも巨大資本が狙いを定めて迫り、すぐ近くに巨大なアウトレットモールがオープン。広島ではかなり話題になっています(写真上、右)
大自然を破壊してモルタルのような延べ6万平米の安普請、とかつぶやきながら、いそいそ出かけてしまう梅庵でした。
ですんで、大陸からの賓客も海路だけでなく、一部は陸路も使ったと。石内は、実は最近(16世紀後半)の名前でありまして(えへんえへん)、奈良時代には「石道(いしみち)」と呼ばれておったそうな。そう、「石(がやたら多い)道」という意味だそじゃ。まあ、頼山陽さんは山陽道もどこかを歩かれたんじゃろうの。
山陽道沿いに野生のレンゲが咲いとりました。(写真右)
2018・4・30
梅庵さん「石内のGW」
ええ天気ですのう。田んぼの畔が傷んでおったんで改修しとりました。また、その梅庵奮闘の様子は追ってお見せします。
ふと北側を振り返れば、芽吹いた草木が輝く本来の石内が、そこにはあるんです。本当にほっとします。この石内の里を、古代山陽道は通りました。だいたい七世紀、今から1400年前に五畿七道は整備されたそうです。その中で唯一の大路が山陽道でした。(左の図)
5/19(土)・5/20(日)の2日間
5/19土 13:00~20:00、
5/20日 10:00~18:00
場所 合人社 ウェンディひと・まちプラザ4F ギャラリーA、B
入場無料
※「住人十色展」は広島のアーティストたちの作品展示や販売を行い、街のみなさんと楽しいひと時を過ごすイベントです。
お問い合わせ先
合同会社 地域活生研究所 代表:米山俊哉
〒731-5102 広島市佐伯区五日市町石内2809
携帯090-7124-4355 E-mail:toshiya1117
2018・4・1
石内コメコメ倶楽部
「梅庵さんのお米が買えます!」
「梅庵さんがつくるお米はどこで買えますか?」と訊かれることが増えました。そこで梅庵さんが作ったお米が買えるチャンス。一キロからお求めになれますので、お気軽にのぞいてみて下さい。
石内コメコメ倶楽部
<住人十色展>に飛び入参加!!
美しい棚田が広がる石内梶毛が育んだ、広島の隠れた銘米「石内棚田米」。舌の肥えたお米好きに評判の味が住人十色展に初お目見えです。石内棚田米の伝道師・米山俊哉、趣味の陶芸グループ重岡美智江と仲間たち、ご存知!作家の見延典子。美味しいお米を真ん中に、いろんな才能が実を結ぶ大人の縁卓へ、さあ、どうぞ。
(お世話係 川上朋子)
おりゃあ、土筆も顔を出してきたぞ!(下の写真)梅庵の枝垂れ桜(右の写真)は三分咲きかのう。
2018・3・25
梅庵さん「桜も好きです」
梅庵は残念ながら、梅一筋の真っ直ぐな男ではありませぬ。何を隠そう、桜にも眼がありませぬ。小川の岸辺に2040年ごろ桜並木を実現させるため、ホームセンターで桜を物色して、あまり聞いたこともない品種を植えとります。ほんで今日はまさに満開でありました(写真左)
梅庵の枝垂れ桜が咲くと、だいたい一週間遅れで「神原の枝垂れ桜」も咲くんよ。まあ、お天気次第じゃがのう。それじゃあ、今夜は独酌で、夜桜お七でも唄ってみよかいのお。
梅庵の名前の由来を(米づくりそっちのけで)今日は開陳いたします。
実は、今日の雨で花弁は大方散ってしもうたが、こんどは白梅の出番となって、紅白そろい踏みじゃあ~
2018・3・21
梅庵さん「梅庵の由来」
ほんま、冷たい雨が降りましたのう。明日は集落総出で「道うち」(道路補修、いまはゴミ)の日、じゃが明日も雨、こりゃあ「道うち」はのうて、集会所で期末の宴だけということになりましょうでえ。
気を取り直して春の梅庵をお見せしましょう。
今日の雨が冷たかったと言ったって、一か月前(左の写真)に比べたらなんのこたあないわい。
年男・年女が着火するとあっという間に燃え上がります。
正月のお飾りも餅とともに片付きます。本年も無病息災でありまうように。
2018・1・21
梅庵さん「石内梶毛谷のとんど」
先日、石内梶毛の集落のとんどがございました。
各戸が山から青竹を切り出して、男衆が竹を立てて組み、崩れないよう蔦をぐるぐる縛りあげて完成です。
かっぽ酒が旨いのなんの。竹の甘味が程よく酒に滲み・・・
梶毛の棚田、集落総出で、とんど祭りを催行できました。
会場は広島市南区東雲にある「木工カフェレストランFun」。この日は貸切り。シェフが腕をふるってくれたランチのメインはもちろん収穫したばかりの石内稲毛米です。
お土産も石内稲毛米(右の写真)。ぜひ玄米で味わっていただきたい自慢の米です。数量限定ながら、広島市内であれば、配達致します。
2017・11・23
梅庵さん
「新米でセミナー&ランチ会」
今年も新米を収穫。自慢の石内梶毛米を味わっていただくため、「セミナー&ランチ会」を開きました。
そんで、風雨が強かったけえ、根性はたいしてない小生、外にはよう出んかったんで、家から撮影。
一夜明けた田んぼの様子。強い風に稲穂は少し荒れているけど、倒れてはおらんので梅庵はほんまにホットしたでの。
台風一過のざわつきが残る田んぼ、でも黄色くなってきたぞ! ススキも穂を出しとります。そして、谷川との間のゲシでは、あちこちで、曼珠沙華。もうすぐお彼岸ですのう。
2017・9・20
梅庵さん「台風一過」
いやァ、日曜日の台風はなかなか久方ぶりの、本格的においでになった台風でしたのう。
雨は波状攻撃、秒速20メートルぐらいで谷を北から南に、風とともに一気に流れて行きよった。
まだ夕方5時だがあたりは暗くなり、ド田舎にもある街灯はもう点いとったんよ。
太陽の光にあたると、稲穂は少し黄色くなってきたのがおわかりだと思う。あと3週間ばかしで稲刈りとなるじゃろうかの。正直、もう台風は勘弁してくれ~という気持ちで一杯のコメ作りじゃ~。