2024・4・18 見延典子「川越版『校刻日本外史』の版木用?」 

                        ⇒ 山根兼昭さん

山根兼昭様

 

「紙の博物館」にお問い合わせ下さり、ありがとうございます。

「原稿用紙を最初に使ったのは頼山陽」という話は以前聞いたことがあり、少々調べたことがありますが、よくわかりませんでした。

 今回、山根さんからの情報提供で、改めてネット検索したところ、日本出版学会の会報(2015年)に三村泰一さん(当時の肩書き 東北大学大学院情報科学研究科博士課程後期)という方が「紙の博物館」に所蔵されている頼山陽の原稿用紙を見たとして、次にように書かれています。

 

「 川越版『校刻日本外史』は,22字詰めで表裏各10行であり,紙の博物館の「原稿用紙」に字数・行数が一致する。すると,これは板本を作成するさいに使われたものと考えられないだろうか。(略)

 板下の紙は板木に貼り付けられ彫られてしまうので,使用後は残らない。これは,『日本外史』の板下を作った時,その板下の書式を一定にするために作られた板木がたまたま残り,それで刷られたものの可能性が高い。そうだとすれば,今日の意味での原稿用紙ではないが,江戸の整版印刷の歴史を考えるうえでの貴重な史料といえる。また,本資料のような用紙の形式が,後世の原稿用紙に影響を与えた可能性も考えておく必要があると思われる。」

 

 このあたりが真相のように思われます。

 

                        見延典子

 

2024・4・17

山根兼昭さん『山陽の原稿用紙」 ⇒ 見延典子

 

「楮を手すきした和紙に、朱色の罫線二十二詰め、二十行の原稿用紙」につきまして、416東京王子の「紙の博物館」に照会致しました。

 

学芸員曰く「確かに和紙にマス目の罫線があり、余白に「日本外史」と書かれている。しかし中は白紙である。」現物は収納されていて手元にはなく、写真等もないので送れない。

 

浅草、満寿屋紙店のブログ。現存する最古の原稿用紙は藤原貞幹作(1797年)好古目録の草稿である『日本外史』の専用原稿は少し後であるが、マス目の用紙で朱色の罫紙である。

 

満寿屋店主曰く「自分の仕事の源流をたどって、昔の原稿用紙も調べた。紙の博物館で見つけたのは、頼山陽が『日本外史』をこの原稿用紙に書き上げたことだった。

 

山陽の原稿用紙が変わっているのは、マス目の両側にルビ欄がある事。これは漢文の性格から、本文の左側に返り読み記号、右側に送り仮名をつけるからこうなったらしい。以上。

                                                  

2024・4・15

見延典子「山陽の原稿用紙」 ⇒ 山根兼昭さん

 

 文中にある楮を手すきにした和紙に、朱色の罫で22文字詰め20行」「マス目の両側にルビ欄」があるという「頼山陽の原稿用紙」の写真をぜひ送ってください。よろしくお願い致します。

                        見延典子

 

      和紙の原稿用紙
      和紙の原稿用紙

 楮を手すきにした和紙に、朱色の罫で22文字詰め20行。この用紙に山陽は、全22巻の野心作「日本外史」を書き上げたのである。

 

山陽の原稿用紙が変わっているのは、マス目の両側にルビ欄がある事。これは漢文の性格から、本文の左側に返り読み記号、右側に送り仮名をつけるからこうなったらしい。このマス目模様の原稿用紙は、山陽が「日本外史」を記したものが日本最古である。

 

江戸時代以前は、縦線のみを刷った罫紙であったが、山陽が上記の書式を注文したと思われる。

2024・4・14 

山根兼昭さん

「マス目模様の原稿用紙は、頼山陽『『日本外史』が最古」

 

 ある原稿用紙店の人が、昔の原稿用紙を調べた。東京・王子紙の博物館で見つけたのは、頼山陽の「日本外史」の原稿用紙だった。

       日本外史原稿
       日本外史原稿

 

また紙は和紙であったが、山陽は美濃遊歴により美濃和紙の優れた紙質を知っており使ったと思われる。

 

このような歴史を経て後、原稿用紙店が書式を工夫して、此のルビ欄をつけた原稿用紙が現在の主流になったのであります。

 

また、日本外史の原稿用紙の研究は、頼山陽史跡資料館の花本哲志先生がされておられると聞きました。

 

2024・3・13  

久保寺辰彦さん「小林よしのり氏の公式ページで頼山陽」

 

漫画家の小林よしのり氏の公式ページで頼山陽のことを書いた投稿が掲載されたので紹介します。

 

人を動かし、時代を作る本 | ゴー宣DOJO (gosen-dojo.com)

 

小林氏は以前にもコロナ論の紹介で書きましたが、個人的には頼山陽に似ていると思います。

 

     頼山陽史跡資料館所蔵
     頼山陽史跡資料館所蔵

2024・2・15 赤松昇さん

「『私の易の学び方』のホームページを立ち上げました」

 

 昨年の10月より、正しい『易経』を知っていただく為に『私の易の学び方』のホームページを立ち上げました。易と歴史の項目に頼山陽の記事も掲載しております。


 また、昨年の12月に頼山陽史跡資料館様にご協力をいただいて「頼家に伝わる占筮用具」の取材をさせていただき、ホームページに掲載しております。皆様にご高覧いただければ幸いです。

 

ホームページトップ

 

「頼家に伝わる占筮用具」(歴史>易と歴史>頼家の占筮道具)

 

 掲載する内容が多く、日々学びながら掲載を継続しております。

よろしくお願い致します。

             

ホームページ編集人  見延典子
ホームページ編集人  見延典子

 

「頼山陽と戦争国家

国家に「生かじり」された 

ベストセラー『日本外史』

『俳句エッセイ 日常』

 

『もう頬づえはつか      ない』ブルーレイ

 監督 東陽一

 原作 見延典子

※当ホームページではお取扱いしておりません。

 

 紀行エッセイ

 『私のルーツ

 

οο 会員募集 οο

 

「頼山陽ネットワーク」の会員になりませんか? 会費は無料。特典があります。

 

 詳しくはこちら